フコイダン(ふこいだん)とは?

フコイダンは1913年スウェーデンの学者「キリン教授」が昆布のヌメリ成分の中から発見したもので、海藻の種類にもよりますが乾燥重量の約4%に含まれています。フコイダンとは、モズクやメカブや昆布などの、海藻(褐藻類)の表面を覆うヌメリ成分中に含まれる繊維質多糖類です。海で採れたての海藻類はヌルヌルしています。フコイダンとは、実はこのヌルヌル成分のことなのです。フコイダンのヌルヌル成分は硫酸基で、人の胃の粘膜成分と同じ成分です。フコイダンは、1キログラムのもずくから1グラムしか取れない大変貴重なものなのです。

フコイダンの含有量が多いモズクなどの海藻類ですが、実は人間の体内にはモズク等の海藻を分解する消化酵素を持ち合わせていません。フコイダン等、高分子多糖類の有効成分の大半は、吸収されず体外へ排出されてしまうため、吸収されやすい製品が開発されています。フコイダンの他にも、海藻類にはミネラルやビタミン等の栄養源、コレステロール吸収抑制作用のあるアルギン酸、血圧降下作用のあるるラミニン等も含まれています。フコイダンに限らず、健康・美容・栄養補給など各分野での海藻類に対する研究が重ねられています。


フコイダンとは | permalink | - | trackbacks(0)

フコイダンのがん効果

フコイダンが癌学会で報告されるほど注目を集めているのは、がんに対し直接的に働きかける作用です。フコイダンへの注目以前、がんに効くといわれてきた健康食品のほとんどは、人間の病気に対する抵抗力、免疫力を向上させるだけのものが主でした。たしかに免疫力の強化なしには、がん治療は考えられないのは事実です。抗がん剤を使用するにも、白血球の数の下限が定められているうえに、がん患者さんの多くは、がんの影響と病院で受ける治療の副作用や身体的・体力的なダメージにより、免疫力が大きく低下しています。 弱ってしまった免疫力を強化するためには時間的にも体力的にも大きな問題があります。

フコイダンが多くのがん患者さんの期待をあつめ、多くの医療従事者からの注目を集める一番の理由はここにあります。フコイダンは免疫力を強化するうえ、ガンに対してより直接的に働き、持続して身体に負担のない効果をもたらします。フコイダンは抗がん剤のような、強力な抗がん力をもっておりながら、副作用の心配がまったくないのです。フコイダンは直接がんに働きかけて、がん細胞を自然崩壊に導く力があるのです。

正常で健康な細胞には、きまったライフサイクルがあります。定数の細胞分裂をくり返した後に、老化し自然に自己崩壊して消滅します。そして消滅した成分(たんぱく質)は、再び体にとりこまれて新しい細胞に生まれ変わるのです。しかしがん細胞は、老化して死ぬということがありません。宿主である、本人が亡くなるまで栄養さえあればいくらでも増殖をくり返し、かぎりなく増え続けてゆきます。フコイダンは、この異常に増殖するがん細胞を消滅させる働きをするのです。そのうえフコイダンは抗がん剤のように、正常な細胞を傷つけることもありません。

 

フコイダンのがん効果 | permalink | - | trackbacks(3)

フコイダンのアポトーシス誘導作用( がん細胞を崩壊にみちびく作用 )

フコイダンのアポトーシス誘導作用とは、がん細胞を崩壊にみちびく作用のことをいいます。健康で正常な細胞は細胞分裂をくり返し、あるきまった回数の細胞分裂をくり返したあとには、細胞が自分から崩壊をおこして新しい細胞に入れかわります。この自然な細胞崩壊のことをアポトーシスといいます。しかし細胞は際限なく分裂をくり返すわけではありません。私たちのからだは、約60兆の細胞からできていますが、このアポトーシスにより常に新しい細胞と入れ替わっているのです。しかし、がん細胞はアポトーシスを起こしません。がん細胞がいつまでも分裂や増殖をくり返していけるのは、アポトーシスをおこさないためなのです。フコダインには、こうしたがん細胞に直接働きかけてアポトーシスをうながし、増殖を止め、自然崩壊させてしまう作用があります。

フコイダンには正常細胞にほとんど影響を与えず、がん細胞だけをアポトーシスさせる作用があります。1996年に開催された第55回 日本癌学会で研究の成果が発表され、その後、多くの研究が積み重ねられました。 フコイダンを加えて経過を観察したところ、フコイダンを加えて24時間後には、ほとんどのガン細胞がアポトーシス(細胞の崩壊)を起こして消滅することを報告した三重大学の研究発表はなかでも有名なものです。フコイダンは正常な細胞を一切傷つけることなく、がん細胞だけをアポトーシスさせることができる。フコイダンが代替療法の中でも高い評価を得て、多くの医師が、がん治療の現場にフコイダンを取り入れている最大の理由がこれなのです。

  

フコイダンのアポトーシス誘導作用 | permalink | - | trackbacks(0)

フコイダンの血管新生 抑制作用 ( がん細胞を兵糧攻めにする作用 )

フコイダンの血管新生 抑制作用とは、がん細胞を兵糧攻めにして、弱らせる作用のことをいいます。フコイダンの、がん細胞に直接働きかける作用があってこその働きですね。がん細胞は一定の大きさになると、近くの血管から自分専用の血管を引き、栄養や酸素を補給して成長しつづけます。この、がん細胞が専用の血管をあらたに張りめぐらすことを、血管新生といいます。この腫瘍血管は薄い膜一枚でできているために、血液中の血しょう成分を血管の外にしみ出させてしまい、その水分は胸水や腹水となって患者さんに負担をかけます。さらにこの血管は、らせん状に渦をまき、血液を引き込みやすいために、ガン細胞は栄養をひとり占めしながら急激に成長していきます。そしてこの血管が、転移をするときの絶好の通り道になるのです。このような血管新生ができなければがんは本来1ミリから2ミリほどしか、成長できないといわれています。そうなれば、がん細胞は免疫システムによって簡単に排除し、食い止めることができるのです。

フコイダンにはがん細胞がだす血管成長因子(血管を新しく作らせる物質) のはたらきを、妨害する効果があります。フコダインには、このがんの通り道となる血管を作らせない作用があるのです。通常のがん細胞は一定の速度で増殖していき、血管新生の後に加速度的に増えることがわかっています。フコイダンを投与していると、このような増殖のカーブがありません。 フコイダンが明らかに、がん細胞の血管新生を邪魔していると考えられます。フコイダンはこのように、がん細胞の成長や転移を抑制することができるのです。

 

フコイダンの血管新生 抑制作用 | permalink | - | trackbacks(0)

フコイダンの転移抑制作用 (がん転移を抑制する作用)

フコイダンの転移抑制作用とは、がん転移を抑制する作用をいいます。がん細胞は、手当たり次第どこにでも転移するわけではありません。がんには嗜好性があり、これはホーミングレセプターともよばれています。転移を好む臓器は、発症した場所(原発腫瘍)によって異なります。例えば胃がん・大腸がんの場合は肝臓への転移を好みます。また、乳がん・乳腺がんの場合は脳・副腎・肺・肝臓への転移を好み、前立腺がんの場合は 骨への転移を好みます。がん細胞は自分の好みとする転移場所を探して発症部位をはなれ、血管の中に入っていきます。そして好みの場所を見つけると、接着因子で貼りつき、臓器への進入(浸潤)を試みます。これががん転移のメカニズムです。

フコイダンは、ここで「がん」がはりつこうとしている臓器の表面をバリアしてくれる働きをするのです。フコイダンが覆ってしまうことで、がんの接着因子が好みの場所にはりつくのを防いでくれます。以上の働きにより、転移を試みたがん細胞は行き場を無くし、やがて力つきて死滅して体外に排泄されるのです。

 

フコイダンの転移抑制作用 | permalink | - | trackbacks(0)